こんにちは、川嶋きぬ子です。
5月から災害ボランティアとして週末の一日は被災地へ行くようになりました。
がれきの撤去、避難所から仮設住宅への引越、側溝掃除などを手伝っています。
ボランティアに行くことになったきっかけは、4月7日の夜中の大きな余震で体
調を崩したことにあります。ストレスからでしょうか、肩・背中・腰まで痛み出し、
日常生活が不自由になりました。震災後張りつめていた気持ちまで萎え、う
つ状態になってしまいました。
そんなとき、毎日のように被災して避難している人々のことを思いました。
体が不自由な人、病気の人の避難所生活はどんなに大変かと心が痛みました。
たまたま通っていた温泉のそばで、NPO法人がキャンプを張り石巻を中心に
災害支援をしていることを知ったのはこの頃です。
個人でも、日帰りでも参加できるとのことなのであとは一歩を踏み出すだけ
です。ボランティアへ行こうと決めたからには、まずは体調を万全にすること、
これが一番でした。
ボランティアは全国からきています。若い人が圧倒的です。
地元参加ということでみんなが地震のことで気遣ってくれます。
みんな笑顔いっぱいで、参加した一回目から本当にたくさんの元気をもらって
います。(ボランティアのはずがボランティアしてもらっているという感じは多少
ありますね)
みんなえらいです!
どろまみれになってもくもくと働いています。
被災地の人達との交流も大切にしていて、積極的に話しかけたり、話を聞いて
あげたりしているのをみていると心が暖まります。
被災地の人達も自分の子供や孫の世代のかわいいボランティアさん達と話す
だけでも心が癒されるのではないでしょうか。
4月は日常生活にも支障をきたしていたのにボランティアとして参加できる
なんて、夢みたいな話です。
「えっ、おばさんでも大丈夫なの?」
などと聞こえてきそうですが、そこは大丈夫です。
足腰が人並みであれば、あとは気力で充分カバーできます。
回を重ねるうちに手際もよくなり、漁師のおじさんや都会から来たギャル達に
体力があるねなどとほめられるようになってきました。(みんなほめ上手です)
被災地の方々と今後ももっとふれあっていきたいと思います。
一人でも多くの人が笑顔になればこんなうれしいことはありません。