こんにちは、東京営業所の伊藤です。
先日、友人から蘇(そ)を作ってみたい!という連絡をもらい
それなら私も作ってみる!という事で蘇を作ってみることとなりました。
そもそも蘇って何よ?という方も多いかと思いますが
去年ぐらいに少し話題になった飛鳥時代のころのチーズ?になります。
wikipedia調べだと西暦700年に税として全国から徴収するようお達しがでたとの
記載があるとの事ですが、詳しい作り方は煮詰めて作るぐらいの情報しかなく
古代ロマンにあふれる食べ物となっております。
知り合いはフライパンで煮詰めて作ると宣言した為私は文明の機器
ホットクックを用いて作ってみることにしました。
自動かき混ぜ機能や手動での温度調整機能をフル活用して加熱する事6時間!
とうとう完成しました。
過熱を始めて3時間ほどすると少し茶色っぽい色に変化し、最終的にキャラメル色まで変化しました。
においも牛乳の香りからクッキーを焼いたような香ばしいにおいが。
ラップに包んで形作り、粗熱がとれたら冷蔵庫で1日保管して食べてみました。
触感や風味はチーズに近いのですが、最後にキャラメルのような少し甘い風味がありなかなかに美味。
焼いてみるとモチモチとした触感でこれもまたおいしかったです。
まあとはいえ6時間もかけてやることかと言われれば微妙ではありますが、歴史の
お勉強や週末のお楽しみとしてやってみても面白いかなと思います。
弱火で加熱すればあまり茶色くならずチーズのような見た目になりますし、中火で長時間熱すれば
茶色くなり甘みも強くなり不思議な食べ物に変化します。
牛乳あまっちゃったな、なんて方はぜひお試しください。