こんにちは、レッツ本社の大平です。
先日、Excelの新機能がリリースされました。
弊社社員が待ち望んでいた機能です。
Excelの「ある機能」を無効化できるようになったのです。
それは「先頭のゼロを削除して数値に変換する」機能です。
例えば仕入先のデータを一括で変更したいとき、一度仕入先のデータをCSVに出力してから、
Excel上で加工し、レッツ原価管理Go2に上書きで読み込むという方法があります。
このとき、例えば仕入先コードが「0005」だったとすると、Excelで開いたときに勝手に「5」としてしまうのです。
そのことに気づかずに作業を進めてしまうと悲劇が起きます。
コード「0005」の仕入先のほかに、コード「5」の仕入先が増えてしまうのです。
仮に「0001」から「0100」まであったとすると、100件重複です。
このようなことにならないよう、弊社では「テキストファイルウィザード」を使ってセルの形式を文字列にする方法の案内を行っておりました。
今回のアップデートで、そのようなデータがあったとき変換するかどうかを聞いてくれるようになりました。
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「変換しない」を選択することで、「0005」をそのまま扱ってくれます。
これでお客様が知らず知らずのうちにデータを重複させてしまうことが減るかと思います。
ただ、Excelのお節介機能はまだ健在のようです。
例えば住所2に番地だけ記載していた場合に日付変換されるのは直っておりません。
「1-6-12」が「2001年6月12日」になります。
まだまだテキストファイルウィザードの出番は多そうです。