レディ・プレイヤー1

こんにちは、福田です。
先日、友人を連れてスティーブン・スピルバーグ監督作品「レディ・プレイヤー1」を観てきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
知らない方にさらっと説明すると、OASISと呼ばれる全世界の人々が熱中するVRゲームを舞台に、開発者が残した三つのイースターエッグ(海外でいう所の隠し要素、謎)を追っていくというようなストーリーの映画です。
パッと見ると若干手垢のついたようなネタだなあと思うのですが、この映画、他と違う所が一点あり、80年代から今に至るまでのポップカルチャーのパロディがふんだんに盛り込まれた映画なんです。

主人公がとあるレースに参加するシーンがあるのですが、そこでは主人公がバック・トゥ・ザ・フューチャーに登場するデロリアンに乗り、ヒロインはAKIRAに登場する金田のバイクに乗ったりします。
主要キャラだけかと思えばそんなことはなく、バットマンのバットモービルに乗る奴もいれば、特攻野郎Aチームに登場する黒地に赤いラインの入ったバンに乗る奴も居たりと何気ないワンシーンだけでもこれでもかとパロディが詰め込まれている作品です。

パロディだけのインパクト重視の作品かと思えばそういうこともなく、世界観は現実と地続きだと思えるよう丁寧に作られています。
昨今のVRに触れた人ならばこの作品を見ていく内に近い将来、本当にこんな世界になるかもなんて考えるかもしれません。

反面、話の展開は非常に王道的で哲学的なメッセージが作品内に含まれているといったこともなく、見た後に自分の価値観に変わりがあるといったことなどもありませんが、裏を返せばそれだけ娯楽的に楽しめる映画だということ。
80年代のカルチャーに慣れ親しんだ人ならばそれこそ、この作品の主人公のように作品内にちりばめられたイースターエッグを探すことに夢中になるかと思います。

面白い作品なので、興味があれば是非観に行ってみてください。

一つだけ注意点として、映画館に足を運ぶ前にスタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」を観ておくと、より一層この作品が楽しめるかと思います。

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