こんにちは、社長のカワシマです。
小さな会社はいいものだなとつくづく思います。
大きい会社は、姿が見えずけっこう欲張りな株主さんのご機嫌を
とるために利益至上主義です。
そのため、皆でいつまでも「効率化!効率化!」とお題目のように
唱え続けます。
いつのまにか仕事の目的は「効率化」になってしまったようです。
上から下まで、まるで「効率教」の信者のようです。
反面小さいところは「どうしたら人に喜んでもらえるかな」とか
「どうしたら楽しく仕事できるかな」とか、そんなことを大事に
していけます。
新しい喜びや楽しみの価値を生み出し続けることこそ、仕事で一
番大切で、しかも自分にとって嬉しいことではないのかな、と私
は思っているのですが皆さんはどう思いますか。
私は「あらゆる場所の様々な創造」つまり「みんなの独創」こそが、
仕事と人生を重ね合わせられる大事な考えだと思います。
そして独創が貧しくなったときに、人はロボットのように性能を
競うだけの冷たいものになり、会社も業績が低迷していくのでは
ないでしょうか。
「効率教」に対抗して、こちらは「独創教」でしょうかね。
さて、どんなところにも独創はあると思いますよ。
たとえばお母さんが毎日手作りの料理を工夫している「独創教」
なら、子供は健やかに育つでしょう。
もしお母さんが冷凍チーンの「効率教」なら子供はどんな影響を
受けていくでしょうか。いくら立派な家に住んでいても貧しい心
になっていくのではないでしょうか。
仕事も会社も生活も人生も、もともとはくっついていたはずなの
に、いつからなのかずいぶん重なりが狭くなってきました。
この重なりを様々な独創で回復していくことこそ、トップのもっ
とも大事な仕事だなと強く感じている今日この頃です。